生産での取り組み

食卓に華やかさを添える安心安全でおいしい肉を作る

わたしたち手塚畜産では、お父さん牛が黒毛和種、お母さん牛がホルスタイン種の交雑種と呼ばれる牛を育てています。
交雑種の牛の肉は、適度にサシの含まれた上質な肉質で味わいが深く、それでいて値ごろ感もあるため、非常に質と価格のバランスに優れています。
当社はJA全農とちぎの「とちぎ霧降高原牛」「日光高原牛」ブランドの指定生産者として生産を行っており、清潔な環境での飼養管理の下、より高品質の肉牛を生産するよう努めています。
ブランドにふさわしい、おいしい牛肉を創る秘訣は小さい頃から手をかけて、しっかりと愛情を注いで育てること。
良質な飼料ときれいな水、そしてたくさんの愛情を受けて育った牛は優れた肉質を生み出してくれます。
わたしたちの生産した牛肉が食卓に華を添えて、皆様の笑顔へとつながることを願って、しっかりと管理を行いながら、安全安心なおいしい牛肉を作っています。

日光高原牛ブロック肉

環境と地域にいい関係を作る

当社では、たい肥は全量資源として土地に還元すべきとの考えの下、積極的なたい肥化処理に取り組んでいます。
たい肥舎での発酵処理は、当社が独自に考案した通気挿入パイプを利用した方式を導入し、処理の効率化および低コスト化を図っています。
生産したたい肥は近隣の水稲農家の稲わらと交換や果樹農家への販売を行っており、ご好評をいただいております。
牛が食べた餌がたい肥となり、たい肥が耕地に栄養を与え、耕地から作物が育ち、再び牛の餌として戻ってくる――。
当社もこの循環型農業の一端を担っています。
たい肥を適切に処理することで環境負荷を減らすとともに、たい肥の耕地還元を通して地域の農業とも関わり合いながら、持続可能な農業の推進に努めています。

資源の循環(牛・耕地・飼料)
たい肥舎
完成したたい肥
わらを食べる牛たち