手塚畜産について

肉用牛経営50年――。これからもひたむきに

集合写真

手塚畜産の歴史は昭和44年に栃木県氏家町で乳用種の牛の肥育に取り組んだことから始まります。
創業以来、畜産業界の動向をしっかりと見極めながら、交雑種肥育への切り換えや北海道の素牛供給牧場の取得など時勢に応じた経営戦略を推進し続けてきました。
そして着実に成長を重ね、現在では交雑種の肉用牛を約2,700頭飼養する県内でも有数の畜産農場となりました。
当社はこれまで約50年間、皆様に安全・安心でおいしい牛肉をお届けするため、新しい飼養技術の導入、飼料の研究など絶えず生産品質の改良に取り組んできました。
これからも、わたしたちは栃木県の交雑種肥育の牽引役となって、より安全で安心なおいしい牛肉を皆様にお届けできるよう生産品質のさらなる向上に努めてまいります。

成長に応じて適地で育てる。肥育農場と育成牧場

肥育農場

東京から北に約130km、首都圏の近郊にありながら自然豊かな栃木県。
わたしたち手塚畜産は、この栃木県においてさくら市、那須烏山市、宇都宮市の3か所に農場を構え、牛の肥育を行っています。
栃木県は雷の多い土地柄として知られ、夏季の雷雨によって育まれた稲作に適した肥沃な土地からは、牛の健康な成長に欠かせない良質な稲わらが手に入ります。
また冬季に日光・那須の山々に降り積もる雪からは清らかな水が作られます。
これら風土のもたらす自然の恵みをたっぷりと与えるとともに、しっかりと愛情を注いで、良質な肉質の牛を育てています。

会社名 株式会社手塚畜産
所在地 〒329-1305
栃木県さくら市狹間田1517
代表者 手塚 正
栃木県
牛舎遠景
清潔な牛舎
牛舎と牛たち
飼料を食べる若い牛たち

哺育・育成牧場

北海道十勝地方の南部に位置する大樹町。
酪農や漁業が盛んで、先端産業である航空宇宙産業にも取り組む開拓者精神にあふれる町です。
大樹町西部の日高山脈の麓、ここに手塚畜産の哺育・育成牧場はあります。
近くには清流日本一にも選ばれたことのある歴舟川が流れ、眼前には十勝平野が広がります。
この牧場で育てているのはまだ生まれて間もない仔牛たち。
離乳前の仔牛は特に病気にかかりやすいため、日々手作業で丁寧に世話をしています。
少し大きくなったら、放牧地も使ってのびのびと過ごさせています。
放牧地を元気に駆け回った仔牛たちは、病気にも強い、健康で丈夫な牛に育ちます。

会社名 有限会社手塚畜産
所在地 〒089-2262
北海道広尾郡大樹町字相川202
電話番号 01558-7-5231
代表者 手塚 正
北海道
事務所遠景
牛舎の仔牛たち
えさを食べる仔牛
牧草地とトラクター

沿革

昭和44年 栃木県氏家町(現:さくら市)にて肉用牛経営をはじめる(創業者:手塚浩)
昭和58年 栃木県南那須町(現:那須烏山市)に南那須農場を取得
平成元年 交雑種を導入開始
平成4年 手塚浩より手塚正に経営移譲
平成5年 北海道大樹町に素牛供給牧場を取得(有限会社手塚畜産設立)
平成15年 栃木県河内町(現:宇都宮市)に河内農場を取得
令和2年 北海道牧場に事務所併設型の社員寮を新築